審美歯科
審美歯科について
最近巷でよく聞くこの「審美歯科」実際何をもって審美歯科なのでしょう?漠然と審美歯科と言っても色々とあります。まず審美とはどう見えると審美的なのかをご説明したいと思います。
一言で言うとバランスです。歯の大きさ・歯の並び・左右対称性、歯茎のラインまずここが整うと非常に綺麗に違和感なく見えます。色調も大事な要素です。
ただ単純に白といってもペンキのような白さは逆におかしいです。根元の方は程よく黄色く先に向かって徐々に白く最後に透明感を与える、どこかひとつ強調しすぎると不自然に見えるのでこれもバランスが大事です。
犬歯は意外と 茶色いです。 |
被せ物にもバランスを 反映させます。 |
審美歯科といっても口の中を直接見る方はいません。唇からそっと覗く程度ですが口元のふくらみを作るのが歯です。口元にも「バランス」はあります。
審美歯科で一番重要なこと
そして術後これが一番大事といっても過言じゃありません。メンテナンスです。詰めたもの被せたものが長期的に機能させる為に定期的に清掃具合等チェックを行い、早期発見・早期治療をしていきます。
補綴物の種類・特徴
インレー:詰め物
咬む面の詰め物です。審美的にきれいな白い材質と天然歯の硬さに近い金の材質がございます。
ハイブリット (白い材質) |
プラスチックにセラミックを混ぜたものです。少しずつ艶がなくなり、変色しやすいです。 |
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セラミック (白い材質) |
セラミック単味で作られたもので透明感が高く色持ちがいいです。変色しません。長期の使用でも、咬む面の凹凸は摩耗しにくいです。 |
オンレー
インレーに比べて歯を被覆する面積が多い詰め物です。(料金:インレーの料金にプラス5,500円になります。)
クラウン:被せ物
ハイブリッド クラウン (白い被せ物) |
ハイブリットの材質の被せものです。内側に金属を使用しており舌側に一部金属が露出しています。歯ぐきに金属が溶け出してくる場合があります。 |
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セラミック (白い材質) |
セラミック単味で作られたもので透明感が高く色持ちがいいです。変色しません。長期の使用でも、咬む面の凹凸は摩耗しにくいです。 |
セラミッククラウン (メタルボンド) (白い被せ物) |
セラミックの材質に金属が裏打ちされている被せものです。内側に金属を使用しており舌側に一部金属が露出しています。金属の露出をカバーすることもできます。 フルベイク:舌側に一部金属が露出しています。 フルカバー:見える部分全てセラミックで覆われています。 |
オールセラミック クラウン |
金属を使用していない、完全なオールセラミックの被せものです。歯肉とのつなぎ目が目立ちません。金属を使用していませんので金属が透けることもなく、歯肉への溶け出しもありません。審美的にとても優れた材質です。 |
ラミネートべニア | 表部分のみに張りつけるため、削る量が少なく抑えられます。 美しく自然な仕上がりになります。 変色しにくく、艶がなくなりにくいです。 |
ハイブリット +18K PGA |
18KまたはPGAの被せ物にハイブリットを前装させることもできます。 (金の材質にしたいが、見た目が気になる方に) |
ラミネートべニア | 表部分のみに張りつけるため、削る量が少なく抑えられます。 美しく自然な仕上がりになります。 変色しにくく、艶がなくなりにくいです。 |
コア:土台
神経の処置をした後に入るものです。コアは神経を失った歯を支える大事な役割になります。
ファイバーコア | 歯の硬さとほぼ同じ為、たわむことで力を逃すので咬む耐久性に優れています。歯を壊れにくくします。金属を使用していないので歯ぐきへの溶け出しもありません。(コアの上に被せ物が入ります) |
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審美歯科治療の症例集
症例1.
術前は虫歯で歯の頭の部分がほとんど無くなってしまった状態です。術後は咬み合わせと審美が整った状態です。
術前 | 術後 |
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右上の犬歯がどうしても残すことができませんでした。そこは1本インプラントにしました。
症例2.
不適合な被せ物による歯茎の炎症です。適合の良い被せ物に変えるだけで健康な状態になりました。
術前 | 術後 |
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症例3.
オールセラミックというすべてセラミックで作られた被せ物です。
術前 | 術後 |
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症例4. 欠損歯槽堤
術前 | 術後 |
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症例5. オールセラミックス
術前 | 術後 |
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症例6. オールセラミックス
術前 | 術後 |
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症例7. ラミネートベニア
術前 | 術後 |
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